父の退院

今日は父が退院だったので姉と一緒に病院へ向かった。休日だったので入院費の精算はせず、最後に説明してくれた看護士さんに家族で「ありがとうございました」と言って病院を出た。

 

退院してさっそくいつも家族で言っているお刺身屋さん(?)に行ってランチ定食を食べた。私は天ぷら、父はお刺身、姉はサンマの定食を食べた。定食は30代の私でも少し「多いかな」と思うくらいのボリュームが有ったので姉が苦しそうだった。父は「病院食は味が薄かったんだよな~」と言いつつお刺身定食を平らげた。父の入院先は私が普段入院するような病院の食事よりは品数も多くておいしそうだけど、病院食であることには変わりないよね。

 

帰宅してさっそく散歩へ。精神科の慢性期病棟にいる友人が「来てほしい」と電話をかけていたので様子を見に行った。病棟に到着したとき友人は卓球をしていた。精悍な顔つきの少年2人と卓球をしていた。私はひと目で「彼らはおそらく慢性期病棟ではなくて急性期病棟の患者だろうな」と思って友人に聞くとやっぱりその通りだった。友人にコーラを渡して一緒にジュースを飲む。「来てほしい」と言ったものの友人は病院と生活の環境の影響であまり長く話すことはできない。1時間くらいしたところで「帰るね」と言って別れた。「今度一緒に外でごはん食べようね」。

 

病棟から出て歩く。私鉄の駅の近くで知り合いを発見する。その相手が女性だと言うことと友人と一緒だったので声をかけず。私は地元を歩いているとよく昔の知り合いに出会うのだけどいつも声をかけない。なんだか緊張するのだ。実際話すこともないし。それからしばらく歩き続ける。父が退院したことで実家にいると落ち着かないと思われるので外にいようかな、みたいな。昔家族で行った書店とか昔家族で行ったお店に行ってぶらぶら。最近は物欲もあまりなく「おいしいものが食べられたらいいなあ」くらいの気分。音楽を聴いてノリノリ。気持ちがいいな。私は自由だ。

 

家に帰ってゆっくりする。父はお腹の調子が悪いようだった。父が帰ってきたから私ももう旅立たねば。明日は診察を受けて、福岡の方へ帰ろうと思う。やりたいことが山積みなので少しずつ消化していこうと思う。

 

気がつけばもう10月。今年もあと3ヶ月だ。やりたいことがたくさんあるけれど体力気力がまだない。少しずつ体力をつけてちゃんと実現しよう。